小児歯科・子供の咬合誘導|四季デンタルクリニック 栃木県 鹿沼市 宇都宮市 壬生町 栃木市 鳥居跡町 新鹿沼駅

駐車場8台完備 0289-62-3381

〒322-0044 栃木県鹿沼市鳥居跡町1007

Kids / 小児歯科

しっかりしたコミュニケーションをとれば、

必ずお子様は治療に協力してくれるようになります。

急がず、焦らず、お子様のペースで。

¶四季デンタルクリニック-お子様への治療に対する考え方

お子様にとって「歯医者さん」は怖いところかもしれません。

しかし、「怖い」「怖くない」は我々の対応次第だと私は考えます。

 

子供と大人を比べた場合、当然のことですが、感情・考え方・理解の仕方は異なります。

まず、それを理解した上で、どのようにすべきかを考える必要があります。

 

我々がお子様にしてあげられること。それをご紹介いたします。

 

 

考え方1 まずは歯医者さんに慣れてもらってから

お子様が初めて来院される時は、緊急時以外はすぐに治療を始めることはしません。

じっくりお子様とお話し、「診療台に座る」「器具を触ってもらう」練習から始めます。

とにかく歯医者さんの雰囲気に慣れてもらうことが当院の基本方針です。

 

幼いころを思い出して欲しいのですが、歯医者さんに楽しみながら通った方はほとんどいないのではないでしょうか?

 

会話もほとんどせず、マスクで顔を隠した恐い大人にいきなり痛いことをされたら、どんな人でも「歯医者さん=恐いところ」というイメージが植え付けられてしまいます。ましてやお子さんは想像力が豊かなのでなおさらです。

幼い頃はご両親がいるので、しぶしぶお子様も来院してくれますが、親御さんの手を離れてしまったら、歯科医院に行くかどうかは本人次第です。歯医者にマイナスの

イメージをもったままでは、耐えられない程の痛みを伴って初めて足を運ぶようになってしまいます。詳しくは歯のメンテナンスでご説明しますが、悪くなってから行くのではなく、悪くなる前に定期的に来院して頂くことで、長期にわたってご自身の歯で会話や食事を楽しむこともできるようになるのです。

慣れる

 

当院では、お子様独自の治療方針があり、かつ、院長の私含め、スタッフ全員が子供好きですので、安心して私たちに大切なお子様をお任せください。

集合

 

また、お子様に楽しく来院して頂くために「キッズルーム」「おもちゃのご褒美」などをご用意しています。

キッズルーム ご褒美

 

 

考え方2 可能な限り治療をスピーディーに

当院では可能な限り痛みを抑えた治療(詳細はこちら)を行っていますが、やはり治療はすぐに終わった方がいいですよね。これはお子様であればなおさらです。

 

スピーディーな治療というと、「適当な治療」と思われるかもしれませんが、そういうわけではございません。行う内容は通常の治療と同様です。

要は、経験と技術力がなせる業だとご理解いただけたらと思います。

 

 

考え方3 私たちと、お子様。そして、親御さんも

当院では、小さいお子様にも「なぜ治療が必要になったのか」「何のために治療をする必要があるのか」などをしっかり説明しています。何も説明せず、治療に入ってしまうと、我々に対して「不信感」を持ち、治療に協力してもらえなくなりますし、何よりも「お子様との信頼関係の構築」のためにはこのようなコミュニケーションは必須と考えます。

コミュニケーション

 

また、当然のことですが、親御さんにも、どのような治療をしたのか、今後はどのようなことに気を付ける必要があるのかもお伝えしています。

 

当院ではそれ以外にも「親御さんにも歯に関しての知識」をつけて頂くような取り組みを行っています。なぜならば、今の日本では、「歯」に関しての知識がまだまだ普及しておらず、そのことが原因で、様々な問題が生じる可能性が多々あるためです。

 

例えば、「大人の歯が生えてくるから、子供の歯は虫歯になっても大丈夫」。

このように思われている方も多いのではないでしょうか。

 

これは大きな間違いです。

乳歯には大きな2つの役割が与えられています。

 

1つは、次に生えてくる永久歯を適切な位置へ誘導する役割

生え換わる時期に乳歯がすでに虫歯でダメになっていた場合、永久歯を適切な位置へ

誘導が出来なくなったり、永久歯自体が生えてこなくなる場合もあります。

 

2つ目は、乳歯は永久歯が生えてくるスペースを確保する役割も担っています。

虫歯で乳歯を抜いてしまった場合、その隙間を埋めるように、両隣の歯が寄ってきま

す。そうなると、永久歯が顔を出すスペースがなくなり、正しい方向に生えることが

できず、噛み合わせが悪くなる原因となります。

 

これ以外にもまだまだお子様の歯に対する間違った認識が

存在しますし、お子様の歯を守るための適切な手段を

ご存じない方が多くいらっしゃいます。

 

お子さんが成長するまで、歯を守ることができるのは

親御さんしかいません。

当院で一緒に楽しく学んでいきましょう!!

院長

 

 

考え方4 「咬合誘導」「MFT(口腔筋機能療法)」のご提案

子供の歯から大人の歯に生え替わるとき、ささいなボタンのかけ違いで歯並びが悪くなってしまうことがあります。その徴候を早めに見つけることで、簡単・短期間で歯並びを整えることが可能となります。

 

これを「咬合誘導」と言います。

 

咬合誘導は大人の歯がすべて生えてからの矯正とは違い、抜歯したり、歯を動かしたりといったものではありません。

早い時期に適切な咬合誘導を行うことで、歯並びが安定して後戻りしにくくなり、場合によっては大人の歯の矯正治療が必要なくなることもあります。

 

咬合誘導

歯並びが悪くなる可能性がある場合、悪くなる前に対策を行う事です。

矯正治療

既に悪くなった歯並びを整えることです。

 

また、MFT(口腔筋機能療法)という治療もご提案させて頂いております。

これも、歯並び改善のための治療法です。

口のまわりの筋肉が弱くバランスが悪いと、舌で前歯が押され、開咬(歯がしっかり噛みあわない状態)、上顎前突(いわゆる出っ歯)、あるいは反対咬合(受け口)といった不正咬合を引き起こすことがあります。

そこで口のまわりの筋肉(舌、口唇および顔面の筋肉など)を強化しバランスを整えることで不正咬合の改善を行います。

 

この治療法は歯並びの改善だけではなく、下記のような問題も改善できます。

 

• ドライマウス(口腔乾燥症)の改善

• 歯周病の予防

• 口呼吸の改善

• 食べ方の改善

• 話し方の改善(発音障害改善)

 

均整のとれた適切な歯並びは「見た目」だけでなく、

「集中力や持続力」などお子様の生活全般のレベルアップも

期待できるという研究報告が出ていますので、歯並びがおかしい

なと思いましたら、治療するしないにかかわらず、

まずはお気軽にご相談頂けたらと思います。

当院では院長である私が、大人の矯正だけでなく、

お子様の矯正、そして咬合誘導も行っていますので、

お気軽にご相談いただけたらと思います。

院長1

 

 

 

¶虫歯の原因菌から子供を守る3つの方法

虫歯は、風邪やインフルエンザのように人から人にうつる「感染症」だということをご存知ですか。生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯の原因となる菌がいませんので、虫歯にはなりません。多くの場合、生後1歳7ヵ月~2歳7ヵ月の間に周囲の大人からのスキンシップを通して移るといわれています。

 

では、どのようにすればお子様を虫歯菌の感染から守ることができるのでしょうか。

それをこれからお伝えします。

 

感染症対策には、次の3つの方法が効果的です。

 

感染源の除去(お母さんのお口の中を清潔に保つ)

感染経路の遮断(子供に虫歯菌が移るのを防ぐ)

抵抗力の強化(虫歯菌から子供を守る工夫をする)

 

感染源の除去(お母さんのお口の中を清潔に保つ)

前述しましたが、周囲の大人とのスキンシップを通してお子様は虫歯になります。

なかでも、お子様との接触時間が長いお母さんからお子様に虫歯菌が移るケースが多いと言われています。

虫歯から大切なお子様を守るためには、まずはお母さんのお口の中を清潔に保つことが大切といえます。

 

お口の中を清潔に保つためには、食後の歯磨き習慣に加え、歯科医院で行われている歯のクリーニングを定期的に受けられることをお勧めします。

歯のクリーニングを受けられることで、毎日の歯磨きだけでは落とすことができない汚れを除去することが可能となります。

 

詳しくは、こちらの歯のメンテナンスのページをご覧ください。

診療

 

「感染経路の遮断(子供に虫歯菌が移るのを防ぐ)」

虫歯からお子様を守る2つ目の手段は、「感染経路の遮断」です。

 

育児に追われて歯のケアを怠りがちになると、お母さんの口腔内には大量の虫歯菌が増殖してしまいます。この時期に「お母さんが口をつけたスプーンで離乳食をあげる」ことや、「お母さんが小さく噛みちぎった食べ物を与える」、「お子様にキスをする」などすることで、虫歯菌がお子様に感染してしまいます。

 

極論を言えば、上記のようなスキンシップを一切行わなければ感染経路を遮断でき、お子様が虫歯になる可能性を抑えることができます。しかし、このようなスキンシップはお子様への愛情表現として非常に大切な行為です。

 

では、どうすればいいのか?

 

虫歯菌の感染経路はお母さんだけでなく、お父さんやおじいさん、おばあさんなども含まれます。家族全員でまずは虫歯をなくし、定期的に歯科医院でクリーニングすることをお勧めします。その上で、お子様とのスキンシップをいっぱい取ってあげてください。

 

「抵抗力の強化(虫歯菌から子供を守る工夫をする)」

虫歯の原因菌からお子様を守る最後の方法は「抵抗力の強化」です。

 

大人の場合、歯質が成長とともに丈夫になっているためすぐに虫歯が進行することはありません。しかし、子供は免疫力が低く、かつ、歯質もまだまだ弱いため、虫歯が一気に進行し、いわゆる「みそっ歯」と呼ばれる、黒くボロボロの歯になってしまうのです。

 

このようなことを防ぐため、歯科医院では抵抗力の強化として、次のことを行っています。

 

TBIとよばれる歯磨き指導

虫歯になりやすい歯の溝を埋めるシーラント填塞(てんそく)

虫歯予防効果のあるフッ素の利用

 

上記についてそれぞれご説明いたします。

 

 

TBI(歯磨き指導)

子供が歯磨き好きになるように指導します。

 

虫歯が多発する部位は、下記の3ヶ所です。

(Ⅰ)歯と歯の間

(Ⅱ)歯と歯茎の境目

(Ⅲ)歯の溝

 

TBI(歯磨き指導)では、(Ⅰ)と(Ⅱ)から発生する虫歯を防ぐための効果的なブラッシング法を楽しみながら指導していきます。

歯磨き指導

 

シーラント填塞(てんそく)

上記(Ⅲ)の歯の溝は複雑で、ブラッシングだけでは汚れ

を取り除くことは出来ませんので、虫歯になって

しまう事が多い部位です。

この溝をプラスチックで埋めることで汚れが溜まらない

ようにする虫歯予防法がシーラント填塞です。乳歯から

永久歯に生え替わったタイミングで治療すると効果的です。

なお、使用するのは虫歯治療の際に詰め物として使う

「レジン」という素材なのでご安心ください。   

シーラント

 

また、当院ではこの装置以外にも虫歯予防に

効果的なMIペーストというものをご提案させて

頂いております。

MIペーストには、歯の再石化効果、虫歯菌の

活性度を低下させる効果、虫歯になりやすい

酸性状態から中性の状態に変化させる効果

(PHコントロール)があり、虫歯予防に適切です。

 

フッ素